様々な製造設備とのデータ連携により自動化を実現
MES(製造実行システム)は、製造現場の様々な情報を集め、分析し、生産を最適化するシステムです。生産計画の立案から、実際の生産工程の管理、品質管理まで、製造に関わる一連の業務を支援します。
当社のIoT/AIソリューション「Orizuru MES」をハブとして工作機械・検査機・ロボット・センサー等のハードウェアに対してデータ取得・制御することが可能。同じく自社製品の「Orizuru 3D」と連携することでBIツールでは実現できない3D可視化も可能となり、加工精度向上やモニタリングの効率化に貢献します。
主なソリューション
Orizuru MES

「Orizuru MES」は、ERP(基幹システム)とFA(生産設備)・作業者の橋渡しを担うシステムです。工作機械・検査機・ロボット・センサーなどのハードウェアに対してデータ取得や制御が可能です。主要な制御機器と連携することで製造ラインの自動化を実現し、上位の基幹システムや設備と連携して、最適なスケジュールで製造実行を指示します。
- 1既存の設備・システム・手順を段階的に進化
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現場で業務・設備・強みをいきなり変えることの抵抗感や、既存の仕組みと連携ができないといったハードルがあります。
当社は、各工場の実情に沿う形で、新旧設備を繋いで自動化ラインを構築します。「Orizuru MES」を導入することで、「年代物プレス機の属人的段取替作業」といった属人性の高い調整業務や、「自動車電子部品の配列を目視検査していた工程」を画像処理・AI技術で自動化することで品質向上・属人性低減を実現することができます。そのほか、自動化できない人作業指示をデジタル化することで、作業ミスを低減し正確な指示と実績収集を実現できます。
- 2必要なサブパッケージをスモールスタートで導入
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「Orizuru MES」は、広く利用可能な汎用機能が標準的に備わっているほか、顧客の業務フローに則したカスタマイズが可能です。「製造DXを進めるにあたり、具体的に何からどうしていけばいいか分からない」というお客様に対して、ボトルネック工程を対象として自動化をスモールスタートすることが可能です。
- 3IT・FA・設備すべて対応できるため、見積から実装までワンストップで対応可能
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「Orizuru MES」をERP・FAの全てを、クライアントのあるべき姿からの逆算で企画・設計・実装できる会社は多くありません。またアーキテクチャと同時に、当社のビジネスパートナーネットワーク「Ohgi」を活用することで、各流域のプロフェッショナルアサインし、OTネットワーク、生産ラインにも対応・提案することができます。ワンストップで対応できることで、スピーディに概算総額をお出しすることができます。
Orizuru MESの特徴を支えるアーキテクチャと方法論
「Orizuru MES」は標準機能が複数あり、非常に自由度の高いカスタマイズが可能です。ERPおよびFAと連結し、クイックなスマートファクトリー化を実現できます。
