3D技術を用いてDXを推進
当社のIoT/AIソリューション「Orizuru 3D」は、AI活用による「形状認識」と「類似検索」「3D Viewer」によるCADデータの軽量表示から自動見積もり処理を行い、効率化や原価の自動見積もりを実現します。
主なソリューション
Orizuru 3D

「Orizuru 3D」は、CADや点群などの3D形状データからAIで特徴を抽出し、類似度を判定できます。そのため、類似部品の実績を元に部品製造の見積もり・工程設計を効率化できるほか、属人性を低減できます。また、2D表示と断面表示の組み合わせにより、図面へ流用できるイメージを作成できるため、図面作成作業を効率化できます。
- 13Dデータを汎用Webブラウザで表示可能
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多様な形式の3Dデータを汎用Webブラウザで表示可能です。低スペックなPCでも軽量に操作可能で、適切に描画量を制御します。少ない労力でアプリケーションを開発できるように、文書やプログラムをまとめてパッケージ化して提供しているため、お客様の構築するシステムに柔軟に組み込みが可能です。また、高価なCADライセンスを必要としないため、業務に関わる多くのメンバーが利用できるシステムを構築できます。
Orizuru 3D Viewer アプリケーション例 - 2形状認識技術を用いた自動見積
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様々な要因が重なり経験者の暗黙知となっているケースが多い見積もり作業を、「コストテーブルによる原価積算」「類似する過去実績の参照」「機械学習による価格推定」といった形状認識処理技術を活用した3つのアプローチで自動化し、属人化の低減を実現します。
1.コストテーブルによる原価積算
形状特徴や工程に対して細かく原価を設定して積み上げていくため、見積りに対しての透明性・計算の精度を高く算出することができます。
結果の差分を見てコスト算出のルールを改善していくことが可能になります。2.類似する過去実績の参照
過去の見積もり実績から類似部品を検索、見積もり実績を類似度が高い順に提示するため、直感的に結果を得ることができます。見積もり実績を参照してから選定者の判断で最終的な見積りを決める事が可能になります。
3.機械学習による価格推定
過去実績データを学習させることで、新たに設計する部品の概要見積もりを予測するため、ほぼ全ての工程がAIによって完結できます。現場で運用しながら学習を進めて見積りの精度を向上させることが可能になります。